結婚して、子供を何年も授からないという場合があります。
小林正観さんのもとに、不妊に悩む女性が相談にやってきました。
「結婚して10年、とても幸せな日々を過ごしていますが、ただ一つ、子供ができないことが悩みです」
正観さんは言いました。
メモ
「10年経っても子供が欲しいということは、夫やそのご両親がとても良い人なのでしょう。人間関係にも恵まれているということですね。
では、その人たちに対して、ありがとうと言ったことはありますか」
その後、1時間泣き続けました。
メモ
神様は、毎日たくさんの恵みを与えてくださっています。しかし、そのことに対して、一度も手を合わせずに、さらに、叶わないことにだけ、文句を言い続けている人に対して、
神様はなにかをしてあげたいとは思わないのではないでしょうか。
メモ
感謝をしたことがない人ほど「あれをよこせ」
「これをよこせ」
と要求します。
もし、「子供ができたら、感謝ができる!」
と思っているかもしれません。
メモ
でも、そんな人に限って、子供ができたらできたですぐに
- 五体満足で生まれてくれたら、、、
- 幼稚園に入ったら、、、
- 勉強ができたら、、、
つまり、このような人は、子供ができたからと言って、感謝をすることはないでしょう。
その7か月後、女性は再び、正観さんの講演会に参加しました。
その女性は、次のように言ったようです。
メモ
「『感謝したことがありますか』と言われ、その時は1時間涙が止まりませんでした。そして、そのあとも、一晩中眠れませんでした。
人生の中で、一番手厳しいことを言われました。
確かに、感謝をしたことが無かったので、反省して、次の日からありがとうをいいはじめて、感謝をするようにしました。
すると妊娠できました。」
お釈迦さま
そして、そのご無事に出産したようです。
お釈迦さま
子供ができないという執着から離れて、自分がいかに恵まれているかに気が付き、感謝をしていったら、10年間できなかった子供が突然、できました。
このことに気が付いたら、足りないことに文句を言うのではなく、周りにいる温かい存在に、一つ一つ感謝をしていく。
その結果として、何の問題もなくなっていることに気が付きます。
何かを追い求めるのとやめると、神様が味方をしてくれるようなのです。
このことに気が付いたら、足りないことに文句を言うのではなく、周りにいる温かい存在に、一つ一つ感謝をしていく。
その結果として、何の問題もなくなっていることに気が付きます。
何かを追い求めるのとやめると、神様が味方をしてくれるようなのです。