つらい出来事の意味

人生が好転するイメージ

人生で起こることは
すべて最高

人生ではいろんなことが起こります

ときに大変なことも起こるでしょう

仕事の失敗、人間関係、健康の問題、お金の問題など

ですが
「人生で起こることはすべて最高」らしい

ではそのことががわかるお話を
順に紹介します

起こることにはすべて意味がある

人生では
嬉しいことも

つらいことも
両方起こります

私たちは つらい出来事に直面したとき
そっちにばかり目がいって
つい落ち込んでしまう

ですが
人生に無駄な出来事は
ひとつもない

嬉しい出来事は 心の栄養になり、

つらい出来事は心の筋肉になる。

心豊かに生きるためには
どちらも バランスよく必要になってくる

ですから つらい出来事が
一概に 悪いことだと
決めつけられない

あの日のつらさが、今のあなたの優しさになり

あの時の失敗が、今のあなたの判断力をつくり

あの別れが、新しいご縁を受け入れるための
準備になっていた

人生で 起こることには
すべて意味がある

だから今日も
安心して歩いていけば大丈夫

あなたの人生は
いつだって あなたの味方です

では次のお話

後からわかる

つらい出来事の捉え方として

「今だけを切り取って
善し悪しを決めてしまわない」

という姿勢がとても大切です

なぜなら
“後になってわかること”があるから

中国の故事に
【<ruby><rb>人間万事 塞翁が馬</rb><rp>(</rp><rt>じんかんばんじ さいおうがうま</rt><rp>)</rp></ruby>】というエピソードがあります

人感万事塞翁が馬

ある中国の村で
老人の飼っていた馬が逃げ出しました

近所の人々が気の毒に思い、
老人を慰めに行くと

老人は言った…
これは幸いになる

しばらくして 逃げた馬が
別のたくさんの馬を連れて戻ってきた

近所の人々が お祝いにいくと

老人は言った…
これは災いになる

しばらくすると、
老人の息子が
その馬から落ちて足を骨折しました

老人は
これは幸いになる」と言った

後に戦争が起こった際
息子は足を怪我していたので、
戦争に行かずに命が助かった
というエピソードです

「人間万事塞翁が馬」とは、
一見すると不幸に見える出来事が、
後になって
幸運へとつながることもある

つまり、出来事に対して
善し悪しを簡単に決めつけられない、という教えです。

これがわかったら
未来でいいことが待っていると思えますね

では次のお話

後にならないとわからない

こんなお話もあります

Appleの創業者で知られる
スティーブ・ジョブズは言いました

「点と点は、あとから振り返ったときにしかつながらない」

そう言った
彼の生い立ちは波乱万丈でした

生まれてすぐに養子に出されたり
Appleを一度追い出されていたり
40代ですい臓ガンが発覚したり

とても、その時は大変な出来事ですが

後になって振り返ると、それらがすべて
自分を導く「道しるべ」になっていた と気づくのです。

養子として育った背景が、
「自分は何者なのか」を問い続ける探求心を育て

Appleを追われたことが、
自分の創造性をもう一度ゼロから磨くきっかけになり、

そして、病を経験したことで
時間の大切さ、人生の有限さに気づき、
“本当にやりたいことだけをやる” という
シンプルで強い生き方に変わっていきました。

こうして見ると、
人生の出来事は その瞬間だけで判断できない ということがわかります。

苦しみの渦中にいるときは、
「最悪だ」と思うような出来事でも、
後から見ると
「あれのおかげで今がある」
と変わることが、誰の人生にもあります。

後にならないとわからないことも多々あるので

すぐに“不幸だ”と決めつけず、
ただ静かに受け止めてみる。

今は 大変でも
後から笑顔になれる日がきっとやってくる

そう考えたら
私たちはずっと 生きやすくなるのです。

では次のお話

より幸せになるため

心理学ではこう言われています

大きな挫折を経験した人ほど
人生の満足度が上がる傾向がある

いったいなぜか

それは 挫折によって

価値観が変化したり
謙虚になったり
感謝が湧いたり
他者への共感が増えたり

ようは、
苦しい経験によって
大きく成長した結果
人よりも
より幸せを感じながら生きることができる

例えば
大病を経験した人は
より 人の優しさに触れ
より命の大切さを知る

「ないもの」をねだるのではなく
「あるもの」に目を向ける心が備わってくる

大きな挫折を経験した人ほど
人生の満足度が上がる

それって素敵なことかもしれませんね

だからつらい時でも
なるべく 笑顔で過ごしてくださいね

未来のあなたを守っている

私たちは苦しい出来事に出会うと、
「どうして自分だけ…」と感じてしまう

でも、苦しい出来事が
未来のあなたを
守る力 になることがある

たとえば、
人間関係で深く傷ついた経験がある人は、
のちに 同じような相手を
無意識に避けられるようになる

だとすれば、
結果的に得したことになりますね

未来で起こるであろう災難を避ける結果につながるのですから

私たちには
逆境を経験しても
元の状態に戻していく力が
ちゃんと備わってる

だから 長い目でみたときに
未来を守るべくして
起こった出来事だったという見方もできます

起こることはすべて最高のようです

最後に

つらい出来事は

・すべてに意味があり
・後から意味がわかり
・より幸せになるためであり
・未来を守るため でもある

よって
起こる出来事はすべて最高

今が苦しい時でも
いつか振り返った時

「ああ、あの出来事があったから
今の私がいる。
人生に起こることは、すべて最高だったんだ」と
感じてくださればと思います