このページの内容を動画で解説しています↓
伊勢神宮にて 毎年 6/30日に
伊勢神宮 お礼参りというイベントが行われます
なんと「伊勢市民」でも 一部しか知らない
知る人ぞ知る イベントです
伊勢神宮 お礼参りは 2006年から
小林正観さんという方が始められ
正観さん亡き今でも 続けられています
この動画では 正観さんの本に登場する
お礼参りと 伊勢神宮の話を まとめました
最後までご覧になってくだされば嬉しいです
神社はお願いをするところではない
正観さんは言います
神社は「お願い」をしにいくところではなく
「ありがとう」とお礼を言いに行くところ
私たちは 神社で
祈りや願いをするのが当たり前に教えられましたが
本来は違うようなのです
神様の意に沿うように 生きていますよ と宣言すること
「ねぎらい」 とは
「ありがとうございます」 と感謝することでした。
神社は感謝をすべきところと書いてある文献がけっこうある
正観さんがこれらを 講演会で話すようになり
実際に伊勢神宮の神官から
「そのとおりです 私たちは立場上 そういうことが言えないので、伝えてくださりありがとうございます」と感謝されたそうです
伊勢神宮の近くに
赤福 本店があります
一番売れる商品が 赤福餅ですが
単一商品で年間売上100億円は(当時)世界一だそうです
ここの社長さんは、伊勢神宮に初詣ではしないで
12/31の夜 に
「今年も1年間、商売をちゃんとやらせてくださってありがとうございました」とお礼だけをいいに行くそうです
正観さんもまた、
神社にお願いばかりを している人と、
お礼だけをいいに行く人と
両者を 数年間 観察しました
すると…
前者は 人生がけっこう大変なように見えた
後者は 人生がとてもラクに流れていくように見えた
これらのことから出た結論は…
神社はお願い事をしにいく場所ではなく
ただ 自分 が生かさ れていることに感謝し
手を合わせて ありがとうと伝えること で、
神様を味方につけることが できるみたいだ
ですから、年に一回
みんなで集まって 神様にありがとうを言いに行くと楽しいのではないか
ということで 伊勢神宮 「お礼参り」が企画されたのです
伊勢神宮お礼参りとは
伊勢神宮「お礼参り」では、
16時から講演会が始まり、
その後 グループにわかれてみんなで食事をし
伊勢神宮が閉門した20時頃
特別に正観さんグループだけ入れてもらって参拝します
お願いごとはせずに、ただ3分間 「ありがとう」を唱えるだけです
2006年から 現在まで続き
多いときでは600名ほど集まり
北は北海道 南は沖縄など全国から集います
仕事が忙しくなった
結婚相手が見つかった
など 「いいこと」が 起こった人もたくさんいるそうです
そんな伊勢神宮のお礼参りですが
夜間参拝は一般的には受付はされていません
伊勢神宮に対して
「私たちも自分たちのグループで夜間参拝をしたい」という 問い合わせは多く
年間1万件に及んだそうですが、
すべて許可していたら一晩で30グループも参拝することになるので
伊勢神宮サイドは とても無理だと すべて断っていた
なかには1億円 払うから夜間参拝させてくれという申し出もあったが
断られたという話もあります
一応 申し込みしたそうです
すると神官の方が 「一応 神様に聞いてみますね」と返事をくれた
真っ暗な部屋で 神官が弦のない琴をもって
木魚に使うバチで 琴の胴体をたたき
同時に 息を長く琴に吹きかける
その時の 反応(反響)を見て 判断するそうです
その結果、正観さんグループは夜間参拝が認められました
2006年~ 現在も続いています
正観さん亡き後でも、
伊東俊一さんが主催者となり 継続され
伊藤さんいわく「参加者があるかぎり 続けます」とのこと
2025年は 第20回目の予定です
参加するには 参加費用はもちろんですが
条件もございます
条件とは 小林正観さんの本を3冊以上 読んだ方
もしくは本1冊と、正観さんの講演の動画(音声)を
2回以上 見たり聞いたりした方
鳥居をくぐったら 私語は厳禁
撮影もダメです
日帰りコースと 宿泊コースがある など
詳細は正観さん公式HPにて
4月に 申し込み方法が記載されますので
そちらを御覧ください
なお毎年6/30に行われますが、その理由は
12/31だと 正観さんが「私は脂肪がなく寒がりなので1年のちょうど真ん中にしましょう」ということが由来です
なぜ 伊勢神宮なのか
正観さんは何百という神社にお参りをし、
「ありがとう」をずっと伝えてきた
その神社・神宮の中で
ありがとう という言葉、感謝の念に
一番大きな反応を示してくださる神様が、
伊勢神宮に祀られている
それを証拠に、正観さんが 知人と4人で
伊勢神宮に参拝し、「ありがとう」だけを言っていたら
拝殿にある
風もないのに 鉄板のようにまっすぐ伸びて90°の高さまで上がったそうです
その後も、何度か上がったところを
正観さんグループでは確認しています
その場にいる人全員がお願い事をせずに
ただありがとうと感謝を伝えていると
そのような現象が見られるそうです
そして天照大神さまは
「ありがとう」だけを言った人を覚えておられるらしい
(神様の住所録に書き留めて)味方してくださるみたいです
天照大神さまの望んでいること
若き者も 老いた者も
健やかなる者も 病める者も
すべて分け隔てなく すべての人に対して
同じように太陽を 陽の光を降り注いでくださる
あまねく照らす ということで 天照 というようです
伊勢神宮の 正式参拝中(拝殿の奥にいるとき)に
正観さんが伊勢神宮の神官に こう言いました
天照さんにひれ伏すことではなく
一人ひとりが小さな天照になることではないかと思います
一人ひとりが太陽のように明るくて
温かい存在になること
これが日本で一番格の高い神様とされる
天照大神さまの望んでいることではないか
それを聞いた神官は
「正観さんのグループは そこまでわかっているのですか」と答えた
この話をしていた時も御帳が90°上がり、1分間続いたそうです
神様を動かすには
神社はお願いをするところではなく
感謝を言いに行くところ
という話に衝撃を受けたかもしれません
ですが その秘密が 神話に隠されていると正観さんは言います
天照大神さまが 岩穴に引き籠もり、世界が闇に包まれたお話がありますが、
「出てきて下さい」と周りがいくらお願いしても出てきませんでした
ところが、周りが楽しそうに騒ぎ始め
このことから正観さんは、
単なる話ではなく「神様を動かすには お願い事をしてもダメなんだ」ということを
私たちに教えてくださっているように思う
「人生が思いどおりに行かず 辛いのでなんとかしてください」といっても神様は聞いてくれない
反対に「人生が面白くて楽しくて、恵まれていて とても幸せです 神様ありがとう」と言っていると
神様は「本質がわかったのですね」と 味方してくださるようです
とある講演会にて 伊勢神宮の神官が言いました
神様は 面白くて 楽しい人が好き
これは平安時代の文献にそう書いてあるそうです
先ほどの「天の岩戸」のお話ですが
天照さまは、太陽神なので
岩戸が開いた瞬間に 八百万の神々の
これが面白いの語源
さらに岩戸から出てきたことを 大変喜んだ神様たちが
だから神様たちは 面白くて 楽しい人が好きなんだそうです
お釈迦さま
人生が思いどおりにいかず 辛いのでなんとかしてください
といっても神様は聞いてくれない
だからといって 暗い顔で落ち込んでいても状況は変わらない
ただ 「人生が面白くて楽しくて、恵まれていて とても幸せです 神様ありがとう」と言っていると
神様は「本質がわかったのですね」と 味方してくださるようです
ですから 辛く苦しいことがあっても
いつまで 落ち込まずに
笑顔で 淡々と過ごして下さればと思います
小さな天照さん(プチテラス)になってくだされば嬉しいです😁😀
参考にさせていただいた書籍↓
【こころの花畑】
【淡々と生きる】