動画で解説
このページの内容を簡単に動画でまとめています。
お釈迦さま
人は誰しも「嫌いな人・許せない人」がいるものです。
この動画では、その解決法をご紹介しますので参考にしてください。
この動画では、その解決法をご紹介しますので参考にしてください。
50年間許せない人
正観さんの前に「50年間許せない人がいる」という女性が次のように相談しました。
「どうしても父親を許す気持ちになれない。
この恨みや憎しみ、つらい気持ちを取り去る方法はないでしょうか」
その女性も さまざまな勉強会に参加し、たくさんの先生のお話を聞いてきたようです。
がしかし、それでも父親を許せるようにはならなかったようです。
「許さない本人」が一番つらい
正観さんいわく「じつは、許さない人が一番つらい」ようです。
はじめの1・2年は「絶対に許さない」と思っていても
それが10年・20年と続くと、自分自身がものすごくつらくなるようです。
このような状況において、
正観さんはどのような言葉をその女性に投げかけたと思いますか？
正観さんの「問いかけ」
お釈迦さま
正観さんはその女性に次のように問いかけました。
「許せません」
「では、好きになることなんて、できませんね」
「絶対に好きになれません」
「では、最後にうかがいます。【感謝】することはできますか？」
ポイント
女性は10秒くらい黙ったあと、涙を流し始めました。そして1時間ほど泣き続けたようです。
ようやく落ち着き、最初に発した言葉は
「感謝することはできます」だったようです。
許さなくてもよい
正観さんいわく
「嫌いな人・許せない人・好きになれない人」に対して
許さなくてもよい、好きにならなくてもよいようです。
ただ、その時「感謝できるかどうか」を考えてみてはいかがでしょうかとのこと。
ポイント
3年間感謝し続ければ「許せる」かもしれない6年間感謝し続ければ「好きになる」かもしれない
9年間感謝し続ければ「尊敬できる」かもしれない
このように時間がかかるかもしれませんが、変化が起こるかもしれません。
まとめ
誤解しないで欲しいのですが、今回のお話は
「どんなに憎んでいても許せるような立派な人になりましょう」
というお話ではありません。
冒頭で述べたように「嫌いな人・許せない人」を抱えたまま生きるのは、自分がとてもしんどいことなのです。
それならば、たとえ好きになれなくても、許せなくても、
「感謝」という切り口で心が軽くなるならばそのような方法論がありますよ。
というのが今回のお話になります。
もし、あなたにも「嫌いな人・許せない人」がいるのなら
たとえ、数年かかったとしても、「感謝」することができれば「憎しみの対象」はいなくなるのかもしれません。
参考にさせていただいた著書
