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「人の悩み」は放って置くのがいい理由(自分が太陽になる)

このページの内容を動画で解説しています↓


以下、文による解説です。

人気講演家「小林正観さん」は
10万人以上の人生相談に乗ってきました

持ち込まれた相談が
自分のことではなく「人の悩み」だった場合

例えば
私の友人が「こんな状況で悩んでおりまして…」
と言った場合…

正観さんは「放っておきなさい」と言うこともあったそうです

「ちょっとそれは冷たくない?」と思ったかもしれませんが
この言葉の裏には ちゃんとした理由が隠されています

では どんな理由なのか?
順を追って解説しますので
ぜひ最後までご覧ください

日本人の呪縛

日本では大乗だいじょう仏教が 強く根付いています
大乗仏教は、周りの人々を救済するという思想であり
自然と日本人もそのような思想になりました

日本になじみのある 時代劇でも示されるように
水戸黄門・暴れん坊将軍・遠山の金さんなど
困った人を助けていきます

人を助ける時代劇を 何百本と見せつけられた私たちは
いつの間にか
それが正しいことと刷り込みされてしまった

困っている人を救ってあげるのが当然だ
という思想が、人々を呪縛してきたというのです

私たちは そもそも
水戸黄門のような力を持っていない
水戸黄門も 暴れん坊将軍も 遠山の金さん
「権力」あっての話

注意
さらに、これらは史実にはない
作り物の話だそうです

使命感というやっかいなもの

人を救うのが当然という思いが
知らぬ間に自分の中で使命感に変わってしまう人がいます

この使命感がやっかいなもので

もし 人を救えなかった時
自己嫌悪だったり
自分の悩みに変わることがある

つまり使命感を背負い続ける限り
この世の悩み苦しみが
自分にまとわりつくようになる

注意
また、使命感が強すぎると、自分が気づかぬ間に 他人を糾弾
争い・憎しみ・敵をつくる
そのさきに争いが起こる
なので、使命感は人には向けないほうがいいです。

解決できなくて当たり前

正観さんは「人を救うな」といったわけではなく

人の悩み 苦しみを 「解決してあげなくちゃ
と自分の悩みにすり替わってしまうことがよくないと言ったのです

自分以外の 人のことは
解決できなくて当たり前

「知人がガンで苦しんでいます」と言う悩みは、
医者に任せるしかできないのです

自分に解決できないのであれば
悩んでも仕方がない

もちろん解決できることはしてあげてください

ですができないことは、できないでいいのです

できることをやる

精神科医というお仕事は、
たくさんの人の悩みを聞きます

そんな精神科医は
自身が精神病になったり
自殺してしまうケースも多いそうです

患者の悩みを 解決しなくてはと思うがゆえかもしれません

精神科医ならば、
薬を出したり 相談に乗るなど でよくて

悩みまで抱え込まなくていい

私たちも人の相談に乗るのはいいけど

悩みを抱え込まずに
できることをやればいいみたいです

解決するたった一つの方法

人の悩みは解決できないからといって
完全スルー(無視)というわけではありません

正観さんは 人の悩みを解決する
たった1つの方法として
自分が太陽になること」だと言いました

太陽になるとは
自分が笑顔で明るく生きて
口から出る言葉が常に相手を温かくしたり
励ましてあげること

ポイント
自分が北風のままなら
相手の氷は溶かせない

具体的な例で言うと
子どもが引きこもりだったら

いくら 「出てきて」と言ってもなかなか難しい

ですが、自分が太陽となり
明るい波動を浴びせることによって

子どもは 共振共鳴を受けて
元気が出て 引きこもりが治るそうです

別の例でも
子どもが植物人間になったとき
親が 子どもを褒め続けたら
植物人間が治った例もあります

反対に 親が
「なぜこんなことに…」
悩み・苦しむ 波動を出し続ける限り
暗い表情をしている限り

状況は好転しにくいのです

二段構え

正観さんの「放っておきなさい」は
人のことはどうでもいい」と言ったわけではなく

二段構えだったんです

一段目

まず自分が変わる 自分が悟る

「自分が太陽になる」

それから二段目

自分に余裕があれば
人のことを考える
自分にやれることをやる

まず自分が笑顔でないと
人は救えないみたいです

自分がどう生きるかだけ

こんなお話があります

ニューヨークでは過去に犯罪が多発していました
ですが、壁の落書きを消したり、
ゴミを拾うことによって
犯罪が大幅に減ったのです

犯罪が問題だ 問題だと言って
対策を講じても
犯罪は減らなかった

しかし、環境の変化によって犯罪は減った

人間も同じで

相手を変えようとしても 変えられない
そこで、自分が 常に温かい笑顔や
温かい言葉を投げかける

すると 相手は元気が出たり
考え方が変わったり
なにか解決法が見いだせるかもしれないし
壁を乗り越えられるのかもしれない

ポイント
自分が ゴミを拾うようなことをやり続ける
つねに笑顔という実践者であり続けることで

結果的に 目の前の人を元気にしたり
目の前だけにとどまらず
世の中が 明るくなって
問題が減っていくのです

これが 小乗仏教でいう
「自分が悟ればそれでよし」

そのうえで、余裕があれば
多くの人を救うような大乗仏教もいいと思います

ですが、大乗仏教では
人が変わらなかった時に自分が悩んだり
人を変えようとして争ったり…
そうなるとお釈迦様の本質と ずれてくるので注意が必要です

仏教には 大乗仏教と 小乗仏教がある

大乗仏教は大きな乗り物を意味し、困っている人 苦しんでいる人を助けて
たくさんの人を乗せて彼岸へ行きましょう

小乗仏教は小さな乗り物
自分が悟ればそれでよし
タイ・ミャンマー・インドは小乗仏教の国とされる

お釈迦様はもともと 小乗仏教の教えを説いていた

お釈迦様の死後 500年~600年経って
大乗仏教といううねりがおきた

それが中国に伝わり、のちに日本に伝わり
日本は大乗仏教国になった

小乗仏教のメリット

小乗仏教「自分がどう生きるかだけ」というのは
自分が ものすごく楽
自分は何も背負ってないし
世の中を変えようとも思っていない

正観さんも「世の中」を変えようと思って講演していたわけではないようです。
小乗仏教でも、結果として 世の中を変える方向に向かうので
「小乗仏教が悪い」「大乗仏教が優れている」というわけではないようです。

頼まれた時でよい

とある看護師が正観さんに相談しました
「アフリカの飢餓の子どもたちが 気になっていて
どうしてもアフリカに行きたいんです」


正観さんは女性に対して それは心得こころえ違いだと言いました

まず、看護師である以上
彼女の目の前に 悩み 苦しんでいる人がたくさんいる
人を救いたいのであれば、今あなたのできる場所でも可能でしょう

それに、もし アフリカに行くことが
人生のシナリオで 決まっているのなら
必ずそういった流れに自然と運ばれるから
その時は行けばいい

後日 正観さんは女性に会ったそうですが
アフリカ行きをやめ
とてもいい笑顔だったそうです

正観さんいわく
人の悩みを聞いて
すべて解決しようとするのではなく

頼まれた時に助けたら良い
相手から頼まれてもいないのに
また、職業でもない限り
人を救ってあげようなんて思う必要はない

注意
もちろん 相手との関係性
相談内容によって変わりますが

要は 自分がなんでもかんでも
人の悩みや 社会の問題をかき集めて
悩まなくていいということ

自分が悟ればそれでよい
自分が悟った結果、周りに幸せを願うようになる。
つまり、アフリカの子どもたちに募金をするなど、
できることをやればよいだけ。

それが結果的に、社会に幸せを投げかけていることに繋がるから

ポイント
ちなみに余談ですが
ある人が、実際にアフリカの飢餓の子どもたちを救いに行ったことがあるそうですが、
そこで目にしたのは
確かに餓死する状況だけど
子どもたちは、みな笑顔で暮らしていたそうです

最後に

私たちは (基本的には)人の悩みは解決できません
ですが 自分が太陽となれば

自分は幸せになり

家庭で幸せ振り撒き

職場(学校)で幸せを振り撒き

社会(宇宙)に幸せを投じることになる

反対に自分が悩んでしまう
逆の事が起こります
周りに不安を投じることになる

ですからまず自分が笑顔になること
人の悩みは(一旦)放っておきなさい」なのです

人によって状況が違うので
全てのパターンに当てはまるわけではないですが

今回のお話で 視野を広げてくださり
呪縛から開放され
ラクに過ごしてくださればと思います

参考にさせて頂いた書籍↓

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