当サイトでは【PR】を含みます

「金運が悪い」のは神様がわざとしている?!(三浦綾子)


動画で解説

このページの内容を簡単に動画でまとめています。


以下、文による解説です。

今までの人生で、お金と縁がなかった…
経済的に恵まれてこなかった…

と嘆いていたり

はたまた、
いまの給料や貯金に満足していない
という人も多いでしょう

ポイント
ですが、それは神様の
ご厚意によるものなのかもしれません

お釈迦さま

それでは、そのことがわかる小林正観さんのお話を
順を追ってご紹介します

感謝婦人とは

日本の小説家「三浦綾子さん」の
エッセイ集のなかに「感謝婦人」という話があります

「感謝婦人」とは実在した人物のようで
なにがあっても「ありがたいことですよね。神様に感謝ですよね
と言っていたことから
周りからは「感謝婦人」と呼ばれていたのでした

そんな感謝婦人ですがある時
20日間も連続して雨が降り続けました
洗濯物は乾かないし、農家でも牧草が育たない…
そんな状況でも感謝婦人は「ありがたい」と言ったのです

はたして…感謝婦人はなにに対して「ありがたい」と言ったのか…
そこで正観さんも、本を伏せて
なにに感謝ができるのだろう…」と
腕組みをして考えてみたそうです

ところが、2時間考えてみても答えはわかりませんでした
考えるのをやめ、本を読み進めてみると、
感謝婦人の衝撃の解釈が待っていました

感謝婦人の言葉
「この長雨を、もし1日で降らせたならば
川が氾濫して多くの人が困ったでしょう

限りなく優しい神様は
この長雨を20日にわけて振らせてくださったのですね
ありがたいことですね。神様に感謝ですね」

三浦綾子さんは見方道を究めていた?!

さて、三浦さんのエッセイ集に紹介された
感謝婦人もすごいお方ですが、
三浦綾子さん自身も「ものの見方」を究めたお人のようでした

なぜなら、三浦さんは激痛を伴う
脊椎カリエスという病気に罹り
晩年にはパーキンソン病も患いますが
愚痴や泣き言を言わず

さらに、次の言葉を残されています

三浦綾子さんの言葉
「もし、意気地なしの私に
この脊椎カリエスの痛みが
一挙に押し寄せてきたら
私は耐えきれなくなっていただろう

限りなく優しさを持っている神様は
その意気地のない私に対して、
20年にわけて痛みを分散して下さったのですね

だから私は耐えることができました
ありがたいことです。神様に感謝です」

お釈迦さま

これに対して正観さんは言いました
ポイント
あれがつらいとか、これがつらいとか
人間は嘆いたり愚痴を言ったりすることは
誰にでもできます
しかし「ものの見方」を変えると
ここまで崇高な考え方ができるのです
「ありがたいことですね、感謝ですよね」
というところまで
人間は行き着くことができるのです

車の凹み

お釈迦さま

さらに続けて、正観さんは次の例えを話してくれました
車を何度かぶつけて凹ませたとしましょう
修理にはお金がかかるので

不幸だと考えることができます
しかし、神様が一度ではなく
数回にわけて下さったとすれば…

もし、一度に衝撃が来ていたのならば
車がつぶれ、自身も大変な目に遭っていたかもしれない…
だからありがたい、という考え方もできるのです

お金に縁がないのはわざと?!

さて、「お金がもっと欲しい」と思う人は多いでしょう
ところが、これも感謝婦人のように考えるとどうなるでしょうか

正観さんは次のように例えました
「いっぺんにたくさんのお金を与えてしまうと
あなたは全部使ってしまうかもしれない

そうなると、一生涯困るのはあなた自身である
そう考えた神様が

いっぺんに使い切らないように
少しずつお金を分けて下さったのだ…

お釈迦さま

と、このように考えると
神様に感謝することもできるというのです

もし、10代、20代という若さで
一生涯でもらえるお金を一度にもらっていたら…
多くの人が破産することでしょう

そう考えると、たしかに感謝ができるような気がします

注意
私たちがこのように生まれてきた意味は
お金を稼ぐためではないようです
人に喜ばれるように生まれてきたようです

最後に

さて、ここまでのお話を聞いてどうでしょうか?
「ただの屁理屈じゃないか」と思ったかもしれません

ですが、正観さんの言いたかったことは
現象は肯定的にも否定的にも捉えることができるのです

現象を否定的にとらえていたら
それを繰り返すうちに、
周りにそれなりの友人、それなりの状況、
それなりの環境が整ってくる…

反対に、現象を肯定的にとらえていたら
周りにそれなりの友人、それなりの状況、
それなりの環境が整ってくる…

ポイント
つまり、同じことまた言いたくなる現象が巡ってくるのです
それならば、「嬉しい・楽しい・幸せと言っているほうが人生楽しいよね」と考え、
さらに、そう考えやすくするために
「感謝婦人」の話を紹介してくださったのです

お釈迦さま

もし、あなたの人生の不幸な出来事に対して
否定的に捉えそうになったら
ぜひ、感謝婦人の話を思い出してみてくださいね
参考にさせていただいた書籍↓